いつからかお客様は神様と言う言葉が出てきましたが・・・
はじめに
こんばんわ。サロン集客mocoです。
美容室やエステ、ネイルサロンに特化した集客の専門家です。
今回はお客様は神様?についてお話させて頂きます。
言葉にとらわれていませんか?
サービス業を始める時に昔どこかで聞いた「お客様は神様」だからお客様の言っていることは全て正しく、それを受け入れられなかった自分たちが間違っているんだ・・・
こういったストレスを抱えながら日々過ごしているスタッフもいらっしゃるでよう。そして、結果的に自分はダメなんだと自信をなくしお店を辞めてしまう。
そういった責任感が強い人であればあるほどこの言葉をそのまま鵜呑みにしてはいけません。
お互い得をしないと成り立たない
まず商売をする場合、お互い得をしないと意味がありません。
win-winの法則ですよね。
例えば、会社として大量の仕入れをする事で仕入れ価格を抑える事が出来、そうする事で販売価格を安くすることが出来ます。
そうすると、購入者も安く手に入るのでお互い得をしていますよね。
このようにお互いがwinとwinの状態を作るようにしなければいけません。この状態を作れる存在がお客様です。
これってお客様?
会社の大きさによっては先程のように大量仕入れが出来る企業とそうでない企業と分かれてしまいます。
お客様によっては、「大企業が安くしているんだから中小企業のあなた達も安くしなさいよ。お客様は神様なんだから」と言われた場合、
お客様は安く手に入りますが、中小企業としては値下げを強要されたので売上げは下がりました。なのでwin-winの法則にはなりませんよね。
こういった無理を要求されてもお客様は神様だから要求を呑まないといけないのでしょうか?
お客様はお客様です
お客様は神様ではなく、お客様はお客様です。サロン様のように接客をしているのであればわかるように1対1の人間同士です。
なので、お客様は神様だからと言って自分を下にするのではなく、対等な関係で良いのです。
- 自分たちはサービスを提供した事で報酬を頂いた
- お客様は報酬を支払う代わりにサービスを受けさせて頂いた
ただこれだけなのです。
なので、大企業のサロンの方が安いから安くしろ、など無理な要求をしてきた場合はお互いが対等な立場なので断る勇気を持つ事も大切です。
勿論断り方によっては火に油を注いでしまう結果になる可能性があるのできちんと説明をして断るようにしましょう。
スタッフの心構えとして
「お客様は神様です」これは言葉にするものではなく、お客様が来られた場合は神様をもてなすように対応して下さいね。というだけです。
なので、お客様が自分たちの事を神様と言う事自体が間違っているのです。
世の中の人全員がこういった考え方になってしまった場合、誰しもが企業側ではなくお客様側で居たいので世の中が崩壊してしまいますよね笑
お客様からの要求で困っている人は、考え方を少し変える事で仕事が楽しくなるでしょう。