ホームページやブログなどにアクセス解析を導入しているサロン様も今では非常に多いでしょう。
そこで、今回は見かたを間違えるとサロン集客に影響が出てしまう本当のアクセス数をご説明させて頂きます。
はじめに
こんにちわ、サロン集客の川端です。
先日、サロン様とお話をした際に集客アドバイスでアクセス数をお聞きしたところ
最近アクセス数が1,800を越えたんですよ
とおっしゃっていたので、そのアクセス数が何かをお聞きしたところ間違ったアクセス数でした。
この方の実際のアクセス数はなんと250でした。
実のところ7分の1の数字だと言う事を喜んでいるサロン様に何て説明をすれば良いのか・・・
と言う事で今回は本当のアクセス数についてお話させて頂きます。
アクセス数の種類について
アクセス数と言われているのは合計3つあり
- セッション数
- ユニークユーザー数
- ページビュー数
となります。この3つの違いを説明させて頂きます。
ページビュー数とは
ページビューと言うのは、ホームページの各ページを1つ見る事で増えていくページとなります。
例えば
Aさんがホームページにアクセスした際の流れ
トップページ 1ページビュー
メニューページ 2ページビュー
お問合せ 3ページビュー
この場合だと3ページビューとなります。
Aさんが他にもスタッフページや良くある質問ページを訪れたとした場合はその分が+される数字となります。
ちなみにサロン様がおっしゃっていた数字はこのページビュー数でした。
ユニークユーザー数
ユニークユーザー数はその期間に訪れた人数の事を言います。
サロン集客では外せないのがこの数字です。
必ずチェックしてください。
これは、ホームページにどれくらいの人数が訪れたのかを見た時の数となります。
例えば
- Aさん
- Bさん
- Cさん
- Dさん
- Eさん
がホームページを見たとするとユニークユーザー数は5と言う数字になります。
では先ほどのページビュー数と一緒に見てみると
- Aさん 5ページ
- Bさん 6ページ
- Cさん 2ページ
- Dさん 3ページ
- Eさん 2ページ
- ユニークユーザー数
- 5人
- ページビュー
- 5+6+2+3+2=18
となります。
なので、サロン様のホームページを何人が見たのか?と言う本来のアクセス数がこの数字と言えるでしょう。7分の1の理由がここです。
セッション数
リピーターの数がセッション数
セッション数とは、ユニークユーザー数と似ていて色々と違うページを見ても数字は変わりませんが30分操作を行わなかった場合は数字が増えます。
ちょっと言葉ではわかりにくいので
表現を変えてみます。
1日目 | 2日目 | 3日目 | |
Aさん | 5ページ | 2ページ | 1ページ |
---|---|---|---|
Bさん | 6ページ | ||
Cさん | 2ページ | 1ページ | |
Dさん | 3ページ | 3ページ | 2ページ |
Eさん | 2ページ | 5ページ |
- ユニークユーザー数
- 5人
- ページビュー
- 5+6+2+3+2 2+1+3+5 1+2=32
- セッション数
- 1日目5人+2日目4人+3日目2人=11
日にち別として見て頂きましたが時間や日をまたいだ場合のアクセスも数字としてカウントされています。
なのでリピーターが多い場合は上記のようにユニークユーザー数とセッション数が倍近く違ってきます。
企業が使うのはページビュー
ちなみに、企業がアクセス数として使うのはページビューが非常に多いです。
理由としては簡単で大きな数字が言えるから
です。例えば100万ページビュー突破と言う表現をしていたらそれを見た人はめちゃくちゃアクセス数が多いと思いますよね。
営業電話から本当の数字を見る
もしサロン集客でお困りの時に営業から
10万アクセスもあるところにサロン情報を掲載しませんか?
と聞かれた際は
ユニークユーザー数とセッション数を教えてください
この一言を聞いてユニークユーザー数とセッション数があまり差がないリピーターの少ないサイトであれば広告を掲載しても意味がないかもしれません。